ピッスゥ カターワ

先日紹介したところ、思っていたよりも好評だったスリランカの笑い話 ピッスゥ カターワ。
精神病院が舞台になることが多いということで気にしていたけれど、みなさん意外と慣用だったようで私の気にし過ぎだったのかな〜とびっくりしました。
そんなわけで今回は2話目の紹介。
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病院にいた2人の患者がこんなところにいるのは嫌だと逃げ出すことに。
でも病院の周りは高い塀に囲まれているため、その塀を首尾よく乗り越えて行かなくてはいけない。
そうして毎晩こっそりと塀を乗り越える練習を繰り返した二人。
しばらくしてこれならうまく越えられそうだと思った二人は次の日の夜、いよいよ計画を実行に移すことを決めた。
次の日、二人がいつもの塀の近くに行ってみると・・・塀がない!?
毎日練習していた塀は老朽化していたため、タイミングよくこの日の昼間に崩れてしまっていた。それを見た二人は相談をはじめる。
患者1:「おい、見てみろ、塀がないぞ!」
患者2:「ホントだ。崩れてるじゃないか!」
患者1:「これは困った、どうしたらいいんだ?」
患者2:「確かに。これじゃ、オレたち塀を越えることができないじゃないか。仕方がない、今日は部屋へ戻ろう。」

越えるための塀がなくなってしまった二人はその晩は逃げ出すのを止めておとなしく部屋に戻ることにしたんだって。
おしまい[[pict:futaba]]

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