試験勉強

私の試験は終わったけど、寮ではMちゃんが1月に個人的に受ける試験の試験勉強の真っ最中。
これは日本の一般常識やSPIの試験のようなものみたいなんだけど、受けると試験の結果がTOEICのように点数で知らされ、点数がいいと就職活動のときに有利になる。
というもの。
今後何がどうなるかわからないから試験を受けて点数を取っておこうと今回挑戦することにしたMちゃん。
必死で勉強しているものの、彼女は大学でも3カ国の外国語を勉強してきた超文系。
数学がすごく苦手の模様。
いくらがんばってもよくわからないらしく、今日は会計学をやっているMちゃんを呼んで教えてもらっていた。
文系Mちゃん:「この三角形の面積を求めなさいってどうやるの?」
会計学Mちゃん「三角形の面積は、底辺×高さ÷2でしょう?」
文系Mちゃん:「・・・なんで?」
会計学Mちゃん「なんでって・・・!」

基礎の基礎をすでに覚えていない模様。
というのも彼女の場合、スリランカでは高校入試に当たるOレベルまでで数学は終わり。
文系の専攻をした彼女はその後Aレベル試験で必要な4科目だけ2年間みっちり勉強して大学に来てる。
ということで中学生ごろまでに勉強した内容なんて覚えてないよ。[[pict:bomb2]]
ということらしい。
こういうのを見てると日本は10科目ぐらい大学入試までやってるよね?
バランスとしてはがんばってるほうではないかと思う。
でもだからといってスリランカの試験は4科目勉強して4科目やるだけだから簡単かというとそういうわけでもない。
それだけ競争率は高くなるってことだから。
でも・・・それでも私としては三角形の面積、塩水の濃度、簡単な算数の計算はいつか結婚して、子供が生まれて、大きくなったときなんかに教えられる程度に忘れずにいたい。
Mちゃんと問題を見ながら私も復習するつもりで一緒に計算に挑戦したのだった。

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