郵便

そういえばスリランカから帰国していろいろな日本とスリランカの違いを感じたけど、帰国して一番ギャップを感じたのが郵便局[[pict:post]]だった。
まず、帰国後友人に郵便物を発送しようとしたとき、梱包しようとガムテープを探していたら母から
「どこの郵便局でもガムテープやのりは置いてあるから大丈夫![[pict:peace]]」
と言われてびっくり。
そうだったっけ!?[[pict:alien]]
郵便局ってそういうのも使わせてくれてたんだっけ??
そんなことも忘れていたKeiko[[pict:piyo]][[pict:ase2]]
でも、これはまだちょっぴりびっくりの域。
スリランカだって大きな郵便局でならテープや紐を置いてくれているところはある。
スリランカだって負けてませんゼ![[pict:good]]
じゃあ何がびっくりな違い?って、いざ発送しようとした時に日本の郵便局では中身を全く確認しない。
それが日本とスリランカとの大きな違い。
確認しないことが普通になっていればそこに疑問を持つこともないけど、スリランカの場合、爆発物[[pict:bomb2]]が入れられているといけないし、送れないもの[[pict:exclamation]]を入れてもいけないので、発送前に郵便局の人に中身を見せてチェックしてもらう。
だから郵便局に行く時には中が見せられるように必ず封をしないで[[EE:AE5DB]]持っていかなくてはいけない。
持って行ったら局員さんに中身を確認してもらって、OKならそこでやっと封をして[[pict:gift]]重さを計って発送[[pict:post]]となる。
だからこそ大きな郵便局には梱包をするカウンターがあるところもあって、ガムテープと同じ幅のビニールテープや荷物を包む紙、紐なんかが用意されていたし、キャンディの郵便局には「POST SHOP」という梱包専門のカウンターもあった。
もちろんそのカウンターで梱包してもらうといくらかお金は取られる[[EE:AEB5B]]けど、しっかりきれい[[pict:kirakira]]に梱包してくれるから小包を発送するときには私はいつもそこでお願いしていた。
日本だって送れない物はあるけど、自宅から封をした状態で持って行っても何も確認されないまま受け取ってくれることが多い。
そんな中、先日ある郵便局から定形外で小さな小物を送ろうとしたときに郵便局員さんから聞かれた。
「中には危険なものは入れていませんね?送れない物は入っていませんね?」
私はもちろん危険なものは入れていなかったので
「大丈夫です。」
と答えたんだけど、その後、職員さんは悪いと思ったのか
「すみません、一応危険なものが入っているといけないので確認しなくてはいけないものですから・・・。」
と申し訳なさそうに付け加えた。
私も日本には内戦がないとはいえ、ノーチェックで受け取ってトラブルはないのかと思っていたところだったから
「ある程度は確認してもらったほうが安全だと思いますし、構いませんよ。」
と答えると
「すみません、そういってもらえると助かります。ご理解ありがとうございます。」
とお礼を言われた。
でもこういうとき、ふと日本は戦争もなく安全な国だといわれているけど、その安全さに安心してしまってはいないか?そう思う。
郵便物の中身をすべて確認されるスリランカはそれだけ「危険な国」と取ることもできるのかもしれないけど、送るときの梱包の仕方や詰めかたについてのアドバイスもいろいろとしてくれるから私は安心しておまかせしていた。
ちなみにスリランカで送れないものの中には危険物ではないけど、スリランカでよく料理に使うウンバラカダ(モルディブフィッシュ)[[pict:fish]]も送れないことがある。
私が送ろうとしたのはウンバラカダを細かくしてルーヌ(たまねぎ)と一緒に炒めたものだったけど、郵便局員さんから
「他の荷物に匂いがうつるといけないのでウンバラカダは送れないんだ。」
と言われた。
お店で売られているようにしっかりパッキングして匂いが外に出ないようにして送るならいいけど、私が持っていったのは家で作ってビニール袋に入れられたお母さんの味のウンバラカダ。
外に出てこないように封はしてあったものの、匂いが強いからダメ、特に魚は臭くて他のお客さんの荷物の迷惑になるからダメということだった。
何事もざっくりなスリランカだから大丈夫かと思ったけどよくなかったらしい。
でもそういうこともちゃんとチェックしてくれるならありがたいと思うし、日本のやり方も悪くはないけど、スリランカのやり方も私にとっては便利だったと思うのだった。
*ちなみにウンバラカダは結局郵便局員さん、梱包用カウンターのみんなに手伝ってもらって、外に匂いが出ないように包み直して送りました。

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