光り輝く

スリランカとは[[pict:kirakira2]]「光り輝く島」[[pict:kirakira2]]という意味。
これはいろいろなところに書かれていることだけど、何が「光り輝く」んだろう??そう思ったこと、ないですか??
最初に私がそれを聞いたとき、まだスリランカの国のこともあまり知らなかったし正直何が「光り輝く」国なんだろう?[[pict:piyo]][[pict:question2]]素直にそう思った。
そんな中、先日手元に届いた「マハーヴァンサ」(7月10日参照)の最初のほうに、おもしろい1文を見つけた。
[[pict:book]]『第1章 如来の来訪』より
勝者は楞伽島(ランカーディーパ)を浄めんがために、楞伽島に到り給うた。勝者は楞伽は(以後)教の輝く地と知り給うたから(である)。かくて夜叉の充満してゐる楞伽から(先づ)夜叉等を屏息せしむべきであると(佛陀は思惟し給うた)。
*この場合の勝者は佛陀のことのようです。
おお!
ここには佛陀が今後この国で仏教が[[pict:kirakira2]]「輝く」[[pict:kirakira2]]と思ったって書いてある!!
「光り輝く」が何かはわからないなりに漠然と「きれいな国」を表しているのかな〜?なんて思っていた私にとってはそういう光り輝きかたもあるのか![[pict:light]]と新鮮な驚きだった。
それにこんな昔の書物に「光り輝く」という言葉が使われているのにもびっくり!
もちろんこれは南仏大蔵経の一部でパーリ語が漢文に直され、日本に渡ってきたものを訳したものだからパーリ語ではどのように書かれているかわからないし、日本語訳をするときに意訳でこうなってるのかな?と思ったけど、このマハーヴァンサが出版されたのは昭和15年。
スリランカがまだスリランカの国名を使っていなかったときのもの。
ということは・・・パーリ語でも仏教が輝くと書かれている
→国名にも少しは影響を与えたりしてる・・・???
本当のところはまだわからないけど、また知らなかったスリランカの一面を発見できたような気がしてうれしくなった[[pict:symbol7]]
ちなみにこの文章の中に出てくるランカーディーパの「ディーパ」は島という意味だけど、シンハラ語で島はドゥーパット。
ディーパに少し似てる気がする。
これもまた昔は島をディーパと言っていたのが時代を経てドゥーパッになっているのかもしれない。
まだまだスリランカについては知らないことばかり。
これからも少しずついろいろ知っていきたいな[[pict:piyo]][[pict:symbol4]]

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