懐かしい手紙

シンハラ語教室で使いたい資料を用意していたら懐かしい手紙[[pict:mail2]]が出てきた。
懐かしいといってもまだ届いてから1年も経っていないんだけど。
メディリギリヤの遺跡に行ったときに出会った茹でとうもろこし屋さんのアンマー(お母さん)の手紙[[pict:mail2]]

久しぶりに発見した茹でとうもろこし屋さんのアンマーの手紙。
この手紙はスリランカにいるときにホームステイ先に届いたものだったけど、返事を期待して出したわけではなかったのでとてもびっくりしたし、うれしかった[[pict:kirakira2]]
スリランカ国内であれば手紙の発送はRs5で送れる。
でも日本に送ったらRs45
だからこそ私がスリランカにいるうちに送ってくれたんだと思う。
だってRs45もあったら・・・
[[pict:light]]バナナ[[pict:item10]]が1kg買える!(Rs30〜50くらい)
[[pict:light]]ミルクティー[[pict:item5]]とパティス(カレーで味付けしたジャガイモなどをパイ包みにしたもの)が食べられる!(合わせてRs45くらい)
[[pict:light]]ヌワラ(キャンディ)のYMCAの豆乳アイスクリーム[[pict:softcream]]だって食べられる!(たしかRs40。ローカルすぎ!?)
メディリギリヤの茹でとうもろこし売りのアンマーはけして裕福には見えなかったし、
ほとんど人通りのない炎天下[[pict:sun]]の中、とうもろこしを茹でて売っていたけど、近くには2人の子供がいてお兄さんが13歳くらい、妹がたしか5歳。
2人とも生まれつき言葉が話せないという兄妹で学校には行っていなかった。
アンマーは妹をひざに乗せてあやしては可愛がっていて、妹も唯一話せる「アンマー」に強弱や感情を込めてコミュニケーションを取っていた。
そのアンマーに写真を送ったお礼に届いた手紙[[pict:mail2]]
毎日の仕事と家事とで手紙を書く時間なんてないだろうと勝手に思っていたから、がんばって書いてくれただけでもうれしかったけど、
「あなたはシンハラ語が話せるし書けるしとてもうれしかった。またメディリギリヤに来たら会いましょう。」と書かれた手紙の脇には
「あなたのこと、私は妹のように思っています。」
と書かれていた。
着ている服ももうずいぶん汚れた使い古した服を着ていたアンマーだったけど、とうもろこしを買ってくれというわけでもなく、
「バス[[pict:bus]]が来るまで暑いから木陰で一緒に話をしながら待ちましょう。」
と誘ってくれた。
帰国してからはニューイヤーカードを一度送った[[pict:post]]けどちゃんと届いたんだろうか?
久しぶりに手紙[[pict:mail2]]を見つけてふと彼女と2人の子の姿を思い出した。
[[pict:item3]]みんな元気にしてるのかな〜?[[pict:tulip]]
次にスリランカへ行ったらぜひまた会いに行ってみたい!

手紙をくれたアンマーと女の子。
元気にしてるかな〜?


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