パトーラ

日本で料理

もうホント、スリランカラッシュで
料理しまくってますが
今回もスリランカ料理の話。
先日の岡崎でスリランカで
パトーラ(ヘビ瓜)をいただきました。
もうケセル(青バナナ)はあるし、
プフル(冬瓜)もあるし
料理することに頭が行ってしまって
いただいたパトーラの写真も撮り忘れて
料理してしまったんですが・・・
これまた2年以上ぶりのパトーラ、
ジャガイモと一緒にココナッツカリーにして
おいし〜〜〜くいただきました。

パトーラをくださったAさん、
ありがとうございました!!

ところで、このパトーラ、
最近日本でも栽培されるようになってきて
愛知県内でも何カ所か
育てているところがあるそうです。

パトーラはシンハラ語で
「グナット ネェヘェ アグナット ネェヘェ」
って言われるんですが、
グナイ=栄養がある
に対してこのように、
言葉の最初に「ア」をつけると
日本語で単語の前に
「未」とか「無」とかつけるみたいに
反対の意味になります。
なので、訳すと
「栄養があるわけではなく、体に悪いものでもない」
ということに。

そんなことでスリランカでは
あってもなくても別に・・・
みたいな見方をされる食材なんですが、
そんなパトーラはさっきの言葉を
逆手に取って今、日本で、
ダイエットにいい!とか、ヘルシー!!
と言われてもいるようです。
・・・確かに。。。🌱

物は言いようで、見る角度を変えれば
短所は長所になるってことですね。
言葉ってすごい!!
と、そんなパトーラですが、
私にとっては忘れられない
思い出の野菜でもあったりします。
スリランカで1人暮らしを始めたころ、
パトーラのカリーを作る時に
へちまの切り方で切って料理してしまったところ
「切り方がちがう!これはへちまの切り方!!」
って言われたことがありました。

食材なんて食べられればいいんだし
多少切り方が違っていても
「斬新w」
って笑われて済むかと思ってたんですが
そういうわけでもないんだな、
これからそれぞれの食材の切り方も
注意して見ておかなくちゃ!
って勉強した野菜でもありました。

更に面白いことにこのパトーラ、
八百屋さんで買うと長いパトーラを
袋に入れる時に店員さんが
ぽきぽき勝手に折って袋に入れてくれたりします。
日本だったら
「ええ!私、勝手に折ってほしくないんだけど!」
って思っちゃうところですが、
パトーラってそうして折った時に
パキン!って気持ちよく、きれいに折れるのが
熟しすぎていない食べごろのパトーラ。
熟しすぎていると折った時に
筋が出てきます。

ちょうど、オクラが成長しすぎると
尻尾の方がパキンって折れなくなるのと
同じ感じなんですけど。

そんなわけで八百屋さんで
パトーラを折ってくれた時に
もしそこで熟しすぎていると
八百屋の店員さん自身が気付いて
新鮮な食べごろのパトーラに
変えてくれることにもつながるので
折られても嫌な気がしなくなった野菜でも
あるんですよ。

今回、久しぶりにパトーラをいただいて
そんな、いろ〜んな思い出を思い出しました☀️
懐かしいな〜✨

岡崎ではまだ売られているのは見かけないですが
来年、再来年辺りとか、
見かけるようになるのかな〜?
と思うと楽しみです。
いや、それより前にチャンスがあれば
自分で育てちゃう可能性の方が高いのかな??😝

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