お母さんからノーナになりました。

すごい個人的な話なんですが
私、「お母さん」から
「ノーナ(奥さん)」になりました。
どういうことかというと、
娘が言葉を覚え始めたころから
娘が覚え易いようにと
夫が私のことを「おかあさん」と呼ぶようになり、
私も夫のことを「ターッタ」もしくは「おとうさん」
と呼ぶようになってました。
そろそろ娘も「ターッタ」「おかあさん」が
わかるようになってきたので
「おかあさん」から
元々呼ばれていた「ノーナ(奥さん)」
にまた戻してもらいました。
サラッと書くとそれだけの話です。
スリランカ人の配偶者がいる方は
普段、相手の方からなんて呼ばれてるんでしょう??
そういうのって個人的な話過ぎて
あまり聞いたことがない気がします。
名前で呼び合ってるとかあるのかもですね。
我が家は今書いたように
私は「ノーナ」で
夫は「マハッタヤ(旦那さん)」
で呼び合ってますが、
実は結婚したころ、
なんて呼ばれるか私、ワクワクしてました。
スリランカだと結婚した後
奥さんのことを
「スドゥ(『白』の意味)」
とか
「ラッタラン(『金』の意味)」
とか呼んだりします。
(子供に対してそう呼ぶ場合もあり。)
どちらも宝物のような、
大切なものの意味を含めて、
またそれだけ愛しているという意味も含めて
そういう呼び方をするんですが、
私、これからどっちで呼ばれるの??[[pict:meromero]]
ってドキドキしてたんですが、
普通に
「ノーナ」
って呼ばれました。[[pict:bomb2]]
「『スドゥ』とか『ラッタラン』とか
なんかそういうのにならないの??」
って一応期待して聞いてみたんですが
「そんな見せかけの言葉なんていらない。
本来のシンハラ語の『ノーナ』で十分。」

とバッサリ切られて終了でした。[[pict:ase]]
でも、飾らないただの「ノーナ」という言葉でも
日々呼ばれるとそのたびに
私はこの人の奥さんなんだな〜と感じるわけで
そのノーナと呼ばれる嬉しさから今度は
娘が産まれて「おかあさん」になってしまった時に
なんとなく、妻から母になったものの
それでも私は妻でいたいかな?と
感じ始めていた気がします。
ということで、
夫と話をしてこれからは
「ターッタ」「おかあさん」
からもう一度
「マハッタヤ」「ノーナ」
に戻ろう。
ということになりました。
ちなみに、この「マハッタヤ」とか「ノーナ」は
「旦那さん」、「奥さん」の意味なので
夫婦間でなくても当然使えます。
お店の従業員さんから
「マハッタヤ」
と話しかけられたら
「旦那様」
と言われていることになりますし、
「ノーナ」は
「奥様」
と呼ばれていることになります。
スリランカのローカルな場面で
聞くことがあったら
これか!
って思ってくださいね[[pict:symbol7]]

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