雨と牛

ここ最近雨が多いです。
雨が多くなると困ることがあって・・・。
この辺りは雨が多くても田んぼの水があふれることもそんなにないんですけどね。。。
それよりも牛が・・・。
1頭買ってきたらネズミのように増えてしまった田舎の家の牛たち。
すでにここでは面倒が見きれないので、牛の力を借りたい人たちに牛を貸して面倒を見てもらってるわけですが、それでも貸し出せない牛は家に残ってます。
残ってる牛はどんなのかというと、危険すぎて人に任せられないとか・・・
まだ生後1年ほどだったりとか・・・
そういう牛がその辺にふらふらしてます。
が、牛って水牛じゃないと雨に弱いんですよね。
水牛は蹄も大きくて、性格的に水辺が大好き。
水があるとお風呂に浸かるみたいにどっぷり水に入って好きなだけそこにいちゃうんですけど、普通の牛って、水にずっと浸かっていると蹄が化膿しちゃうらしいです。
確かに、私たちもずっと水の中に立ったままだと足がふやけちゃいますよね。
それと一緒のことが牛たちにも起こるってイメージなのかな・・・。
ということで、田舎の家の牛たち、この雨でみんな蹄のところが化膿しかけているらしく大変。
この化膿しているのを放っておくと命の危険も出てきちゃうらしく、薬をやらないといけないとか。
今日はその中でもちょっとひどいからと子牛が家に戻って来ていたんですが、見ていてビックリ。
「薬を塗らないといけないんだよね。」
ってアンマーの手にあるのはカルテル。
工業用とかで使う真っ黒の油です。
それって薬になるの!?って思いますが、使うみたいです。

傷口に油を塗ったアンマー
「なんか、アレもあるといい気がする・・・」
って持ってきたのは毎度のカハクドゥ(ターメリック)
これもかなりオーソドックスな消毒薬で家の周りの野良犬の皮膚病がかなりひどくなった時にも水に溶かしてかけてるくらい。
動物に使う薬はドクターが処方する以外は動物が食べても大丈夫なもので治療することが多いんだけど、こういうのもスパイスの国スリランカちっくだと思ったり。
雨がやんで土が固くなればきっと牛たちの蹄も良くなるだろうし、早く天気の良い日が続くようになればいいのにな〜。

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