予想外の結果が・・・

シーギリヤへ行く前から、観光というのか実はちょっとわくわくしていたことがあった。
それが・・・
最近、シーギリヤに行くとガイドのお誘いが激しくてゆっくり遺跡も見られない。
という苦情話を聞いていたんですよね。
というわけで、
今回シーギリヤに行ったら
どのくらい声をかけられるのか、
久々に観光客気分で声をかけられて
うんざりしてみたい[[pict:symbol7]]

と思っていたKeiko。
で、どうなったと思いますか??

結果は・・・
誰も声をかけてくれませんでした[[pict:exclamation2]][[pict:ase2]]
私、そんなにスリランカ人ちっくになってるのかな〜?
友達と一緒だったとしても
ある程度は来る!
(いや、むしろ来てほしい!!)
と思ったんだけどな〜。
確かに最近お店なんかに行っても
「スリランカ人ですか?」
って聞かれることが多くなってたんですけど。。。
たぶん店員さんは
「顔は外国人っぽいけどシンハラ語話してるし、スリランカ人なのかな?」
って思うんでしょうね。
シーギリヤへ入場してから唯一声をかけてくれたのが、傘を持ったお兄さん。
「雨降りそうだけど、傘いる?」[[pict:rain]]
どうも傘を貸してお金をもらうらしい。
で、それについてはシーギリヤの近くに住んでいる知り合いにすでに確認済みで、
「最近ちょっと雨が降るようにはなってるけど大雨にはならないし、今日も降ると思うけどすぐに止むと思うから心配しなくても大丈夫。」[[pict:good]]
って聞いてた。
というわけで傘もいらないことはわかっていたし
「ありがとう、いらない。」
って言ったらそのままスッとどこかへ行ってしまって・・・
それっきりその後は
誰も話しかけてくれませんでした。[[pict:saboten]]
かなり期待してたのにな〜orz
訪れた人たちの話では、
「いくら断ってもしつこくてしつこくて・・・。
それで何人も声をかけてくるからゆっくり観光もできなくて
本当にうっとうしい!!

って聞いてたんだけど・・・。
いや〜、話しかけられないのは気楽でいいんですけどね。
ちょっと寂しいな〜って感じちゃ、ダメですかね??
気を取り直して・・・
そんな外国人とさえも見られなくなってきたKeiko。
久しぶりに、本当に久しぶりにシーギリヤに行ったらおもしろいものを発見しました!
新たに観光客相手に始めたらしいですね。
ゴンカラッテ!(牛車)


後ろに観光客を乗せて歩かせてくれるみたい。
すごい、スリランカ。
こんなのももう商売として使うようになってきたの?
しかもこの時乗ってるのって・・・
外国人じゃなくてスリランカ人家族??
どんどん昔ながらのものがなくなっていってる気がする。。。
でも、スリランカちっくに生活してるKeikoとしてはそのギャップも感じる。
だって、田舎の家では学校まで歩いて通うのが大変な子供たちのためにゴンカラッテの牛を無料で貸してる
(ただし、この写真のようなゴンカラッテ用のかっこいい牛ではなく普通の牛です。)
もっと言えば、私が知り合った時にはもちろんすでにいなかったですが、この田舎の家には20年ほど前(そのくらい前だと思う)にはゾウもいたらしい。
だからこの家の家族はゾウの背中にももちろん乗った記憶があるそうで・・・。
そういう田舎の家では何も特別でなかったことが観光地では商売として行われてる・・・。
田舎の家のアンマー(お母さん)にゴンカラッテの話をしたら大爆笑
でも商売というのはそういうものなのかもしれないですよね。
日常では当たり前と思われていることなのに、お金を払ってもやりたい観光客。
うまく宣伝さえすれば興味を持ってもらえるんだろうし・・・
おもしろいですね。
そのうちに、観光地の近くの田んぼを耕すのも6頭立てくらいの牛を使って昔ながらの方法で見せて、やってみたい人はお金ちょうだい。[[pict:gamaguchi5]]
とかやり始めたりして。笑
そうそう、ちょっと話は違いますが、古いものつながりで・・・
田舎の家にはとっても古いトラックがある。


実はこのトラック、すでに鍵さえもなくて、鍵を差し込んでエンジンをかける代わりに導線が2本出ているのでそれを両手に持って接触させるだけでエンジンがかかるというすごいトラック。
昨日、
「映画に使える古いトラックを探しているんですが、あのトラック、動きますか?
映画に使いたいとなったらその時には、借りることはできますか?」

と訪ねてきた人がいたらしい。
今はココナッツの収穫時やロレックス(飼い犬)が病院へ行く時に使う程度、
その他の時間はロレックスのいじけスペース
(気に入らないことがあるとこの荷台に籠って出てこなくなる)
程度だから
「別にいいよ。本当に使いたいならまた来て。」[[pict:tulip]]
と話をしたらしいけど、
「もうあの車もそんなことに使われるほどに古くなったのね〜。
映画に出たら私たち、ウチの車を見るために映画を見に行くの??」

とアンマーは笑ってた。
発展していくのと対照に古いものを見せるようになってきているスリランカ。
新しいものが増えて古いものがなくなっていくのは日本と同じなのかもしれませんね。

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